愛するとき奇跡は創られる
−「在日三代史」 語り・宋富子−
三一書房

高麗博物館の館長を務める在日二世の著者が、両親と自身、わが子にいたる三代の生き様を語った一冊。中学卒業後は職を転々とし、「帰化」こそが救いだと思いつめた日々もあった。その著者が多くの人々との出会いから民族と人権に目覚め、現在は「高麗博物館は私の命です」と、情熱とエネルギーを注いでいる。

海をわたった家族 そして、遙かなる祖国よ
安順伊(著)
碧天舎

  8歳で渡日し、60歳を過ぎてから通った文化センターのエッセイ教室で生まれた書。炭鉱での落盤事故や、千葉県茂原市の飛行場での飯場生活など、貧乏にも差別にも負けない強さと知恵の数々が綴られている。第4回「私の物語・日本自分史大賞」入選作品。

アボジの履歴書
金乙星(著)
神戸学生青年センター

朝連の活動家だった著者の半生を綴った書。17歳で徴兵され中国戦線へ。解放後は朝連の活動に取り組み、朝連解散後に北へ密航する。しかし家族に会いたい一心で中国へ脱出、日本への再入国を果たす。激動の時代を生き抜いた著者が子どもたちに向けたアボジ(父)としての言葉が温かい。

 

 
All Rights Reserved